北朝鮮で、李英鎬(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長が解任されるという事件で騒がれているんだが、実は、解任どころか、銃撃戦で射殺されたらしい。
> 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が李総参謀長を全ての職務から解任することを決定した後、その執行に乗り出した崔竜海(チェ・リョンへ)総政治局長側が、李総参謀長を物理的に隔離しようとしたところ、李総参謀長の護衛兵たちが反発し、交戦が発生したという。ある消息筋は「李総参謀長が交戦の過程で負傷、あるいは死亡した可能性も排除できない」と語った。
金ファミリーの絶対権力であるはずの北朝鮮で何が起こっているのかというと、
>北朝鮮軍部が、中国貿易を仕切って、その利権を独り占めしていたわけだ。中国でもそうだが、共産主義国家では、軍隊というのは単に戦争をするだけの組織ではない。
>昨年、北朝鮮の対外貿易(63億ドル)の約90%は中国との取引だったが、ほとんど軍部の統制で行われたと、専門家はみている。この過程で軍部が金脈を事実上掌握してきたというのが、対北朝鮮消息筋の分析だ。
>これに関し外交通商部の当局者も「北朝鮮の軍部が掌握してきた莫大な利権を、最近、内閣に返そうという試みがあった」と述べた。また「軍部に対する効率的な統制は、金正恩の民生改善措置の成敗がかかるカギ」とし「禹東則(ウ・ドンチュク)国家安全保衛部第1副部長の更迭もこうした観点で見ることができる」と説明した。
この、軍が握っている貿易利権を、党に取り戻そうという動きがあって、その中で抵抗勢力の中心人物である李英鎬(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長を更迭しようとしたところ、人民軍第8軍団長出身の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)大将(59歳)側と銃撃戦になり、20~30人が死亡、当人も怪我、ないしは死亡した可能性がある、という事らしい。まぁ、相変わらずの馬賊国家です。